真っ白に焼きあがった作品を、ステンレスブラシや磨きヘラ、クロスで磨くと美しい純銀色に
変わります。ここでは、梨地仕上げ、ヘアライン仕上げ、鏡面仕上げ、いぶし仕上げの方法を
ご紹介します。
作品に合わせて仕上げを選んでさらに素敵な作品に仕上げましょう。
1.
焼成後の表面が白くなっている
作品をステンレスブラシで
ブラッシングします。
2.
ステンレスブラシをかけた状態。
柔らかな淡い光沢が特徴です。
1.
梨地仕上げまで行った後、
スポンジ研磨材(赤)を一方向
に動かして磨きます。
2.
細かい線の跡(ヘアライン)が
つきます。梨地仕上げよりも
シャープな印象の仕上げです。
1.
ヘアライン仕上げまで行った後、
スポンジ研磨材(青)で作品全体
を磨き、さらにスポンジ研磨材
(緑)でよく磨きます。
2.
シルバーポリッシュをつけた
シルバークロスで作品全体を
よく磨きます。
3.
ティッシュペーパーなどで乾拭き
をすると、鏡のような光沢に
仕上がります。
※写真はいぶし仕上げの後に
磨きヘラを使っています。
1.
焼成後の表面が白くなっている
作品をステンレスブラシで
ブラッシングします。
2.
磨きヘラを使い、先端から
5mm位の所で作品の表面を
押しつぶすようにこすると
鏡のような光沢が出ます。 スポンジ研磨材で磨きにくい部分を鏡面にするのに向いています。
1.
作品を中性洗剤で洗って
油分を落とし、よくすすぎます。
2.
カップに熱湯を入れ、その中に
いぶし液を2〜3滴垂らして
よくかき混ぜます。
3.
磨き終えた作品をカップに
入れて1〜2分待ちます。
黒く変色したら取り出してよく
水洗いします。
4.
スポンジ研磨材(緑)で、黒くなった作品をもう一度磨き、凸部分の銀肌を出します。
5.
シルバーポリッシュをつけた
シルバークロスで作品全体を
よく磨きます。
6.
ティッシュペーパーなどで乾拭き
をして終了です。
凹部分にいぶしが黒く残り強調
されます。