銀粘土(アートクレイシルバー)についてよくあるご質問
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アートクレイシルバーとは、粘土細工感覚で本格的なシルバーアクセサリーを制作することができる
新しいタイプの貴金属材料です。やわらかい粘土なので、自由自在に造形、制作することができます。
焼成、完成後は純度99.9%の純銀アクセサリーに生まれ変わります。

腕に自身のある人もそうでない人も、まずは遊び感覚で試してみてはいかがでしょうか?
手軽なのに本格的な楽しさのとりこになること間違い無しです。
それでは銀製品を作る手順を簡単にご説明しましょう

 「焼成・仕上げ」 「保存」編です
「準備・造形」 「乾燥・修正」編はこちら

[焼成・仕上げ編]
Q:どの位まで大きなものが作れますか?
A:当店で販売しているガスコンロ焼成、電子レンジ焼成(アートボックス)での焼成可能サイズです
●ガスコンロ焼成
・焼成可能作品最大サイズ 縦50mm、横30mm、高さ20mmまで

●アートボックス 5エもん
・焼成可能最大サイズ 直径40mm×高さ20mm以内(粘土30g以下使用)
 
Q:ガスコンロ焼成のときに使う「焼成カバー」は何のため?
A:焼成カバー」はガスコンロで焼成できる作品の大きさの目安になります。
また、と同時に乾燥不足の作品が、急に加熱されて変形、破裂したときの飛散防止の役割を果たします。
ガスコンロでの焼成の際には、必ず作品にかぶせて焼成してください。
 
Q:ガスコンロで焼成する場合、何分ぐらい焼成すれば良い?
A:ガスコンロでの焼成の場合は、網の目の粗さが火力調節のポイントとなりますので、専用の焼成網をお使いください。焼成時間は強火で5分間以上です。

どちらの焼成方法の場合でも、アートクレイが焼く前よりも10%程度縮んでいれば焼成完了です。縮みが十分でない場合は縮むまで同じ焼成を繰り返してください。

 
Q:アートボックスの焼成で注意点を教えてください
A:アートボックスでの焼成は、作品の重量によってその焼成時間が変わることがポイントです。

アートクレイシルバーの焼成には焼結に必要な温度帯があり、この温度帯に達していなければ焼成不足になります。反対に高温になりすぎると部分的に溶ける可能性があります。
焼成前には必ず取扱説明書を読み、作品に合った焼成時間で焼成を行ってください。 

 
Q:焼いたもの同士を接着するには?
A:焼成したもの同士を接着するには「アートクレイシルバー油性ペースト」を利用します。アートクレイシルバー油性ペーストの使い方といたしましては、接着面とその周辺に多めに塗ってからくっつけ、よく乾燥させてから焼成してください。乾燥状態は非常にはがれやすいので、周辺につけた油性ペーストは焼成後にヤスリで削り、形を整えてください。
 
Q:イブシ仕上げをするにはどうしたら良いのですか?
A:こちらをご覧下さい
 
Q:鏡面仕上げにするにはどうしたら良いですか?
A:こちらをご覧下さい
 


[保存編]
Q:粘土が余ってしまった、保存方法はありますか?
A:一度袋から出した粘土は二重にしたラップに包み、さらにフィルムケースやタッパーなどの密閉容器に入れて乾燥を防いで保存してください。
 (乾燥して固くなってきたら水を加えて、ラップの中で練り直して柔らかくしてください)
 
Q:乾燥した粘土はもう使えないの?
A:いいえ、使えます。
粘土を細かく砕き、水を多めに加えて2〜3重にしたラップで包みます。1〜2日後、ローラーで固いかたまりをつぶし、さらにラップの中でもみこむと、元の粘土タイプに戻ります。
(この方法で、焼成前に出た削りカスや手についた粘土も元に戻すことが出来ます)
 
Q:作ったけれど気に入らないので作り直したい(焼成前)
A:2〜3重にしたラップで包み水を適量加えて練ると元の状態に戻ります。
          
 
Q:作品のケアについて
A:以下を参考にしてください

●ステンレスブラシで磨く
 梨地(つや消し)仕上げの作品はステンレスブラシで磨きなおすときれいになります

●シルバークロスで磨く
 鏡面仕上げの作品は、シルバークロスで磨きなおすときれいになります。

●重曹で磨く
 水を少し加えてのり状にした重曹で、変色部分を指洗い等で磨きなおします。

●シルバークリーナーにつける
 市販のシルバークリーナーに数秒つけ、水洗いをします
 いぶし仕上げの作品には使用しないで下さい