デジカメで撮影した写真は、どのように保存していますか?
プリントして写真に?
パソコンに取り込んでハードディスクに保存。
メモリーカードに保存。
CD-ROMに書き込んで保存。
データーで保存していても安心とはいいきれません。
パソコンの記録ドライブとして発明されたフロッピーディスクドライブも、ハードが壊れてしまえば、ディスクのデーターもおしまいです。
修理したくても次世代の記録方式が登場していて、旧世代機が入手できないということが過去繰り返されてきました。
フロッピーディスクも8インチから、5インチ、3.5インチと変化し、コンパクトフラッシュ、スマートメディア…SDカード、メモリースティック。
そしていまではDVD、モバイル型のHDDやフラッシュメモリー…。
技術革新は日進月歩ですが、新しいメディアの登場と同時に消えていくメディアも多くあります。
パソコンも10年以上の寿命を持つものは、きわめてまれです。
CD-ROMですら、光や温度で記録層が剥離する可能性があると報告があります。
写真は作り直すことのできない瞬間を記録したものです。
かけがえのない記録は大切に保存したいものですね。
では、どうすれば、写真を長持ちさせることができるのでしょうか?
データーはあくまでもパックアップとして保存し、残したい写真はプリントしておくのが一番です。
そして、プリントした写真を、できるだけ色あせさせずに保存するためには、アルバムに収納するのがよいでしょう。
データーは消えたり、壊れたり、読めなくなれば復元できません。
しかし、プリントして残せば、たとえ多少変色したり、色あせしたとしても、必ず何割かは残すことが出来ます。
想い出の記録までゼロにしたくはありませんよね。 |