結納の基本作法と注意事項 |
●作法その1 |
基本的には女性側の家へ入る際は縁側より入り、出るときは玄関より出ます。 |
●作法その2 |
結納は神聖な儀式ですので結納が終わるまではあまりしゃべったりせず軽い挨拶ていどにとどめます。 |
●作法その3 |
結納を受ける側は桜茶や干菓子でおもてなしをいたします。結納が終わるまでは、お茶やお酒は出しません。 |
●作法その4 |
結納飾りは床柱が有る方を上座として、松(小袖)・竹(柳樽)・梅(松魚)・鶴・亀・指輪・共白髪(人形)・するめ・昆布・目録の順に飾っていきます。 |
●作法その5 |
お床に向かって床柱が有る方に男性側が座り、反対側に女性側が座ります。このときはお床に近い方から父・母・本人の順で座り、仲人は末席にすわります。 |
●作法その6 |
結納返しを省略される場合には先方へはっきりと伝えましょう。仲人「この結納のお返しにつきましてはご心配無用です。」 |
●作法その7 |
結納での服装は、仲人は燕尾服又は紋付き袴・留め袖、新郎新婦の父親は礼服、母親は洋服、新郎はスーツ、新婦は洋服または着物にします。 |