シルクスクリーンの版の作り方(日光利用)
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シルクスクリーンTシャツの作り方 シルクスクリーンTシャツの作り方 シルクスクリーンTシャツの作り方
原稿を作成します 写真や元になる絵があるときは
下絵や写真を白黒コピーして原稿を作ってください
※トレーシングペーパーにコピー
 すると簡単に版が抜けやすく
 なります
コピーしない場合は、トレーシング
ペーパーにマスキングマーカーで
描き原稿を作ってください。

※トレーシングペーパーは半透明
 なので、下絵を透かして写しても
 かまいません。
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週刊誌などの厚手の本の上にシルクスクリーンフィルムを置きその上に原稿を表にして乗せます 日光の当たる窓ガラスに上図のように当てて、約30秒間露光します すばやくシルクスクリーンフィルムを
取り出して屋内で水洗いします
日光の当たらないところで水洗いしてください
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洗ったあと、シルクスクリーン
フィルムを日光にあてて充分に
乾かします。
窓ガラスに貼り付けて乾かしても
いいでしょう。
枠の片面に両面テープを貼り、台などの上に広げたシルクスクリーンフィルムに押しつけます。
フィルムはなるべくピンと張ってください
枠にインクを乗せ、スキージで
刷ります
スキージはなるべく立てます
片道一回(多くても往復一回)で力強く一気にすばやく刷ります

<その他の注意点>
・うまく刷れない時は、版が抜けていない時がありますので、新しいフィルムに露光時間を短くして試してみてください。
(版が抜けにくい時は露光時間は短くします)
(シルクスクリーンフィルムはフィルムに塗布された版が日光に当たると硬化するようになっています。
 
版が抜けない(下地のメッシュがでてこない)=日光にあてる時間が長い
 版が抜けすぎる(原稿の黒い部分以外も洗い流されてしまう)=日光にあてる時間が短い

 ということになります。
 すっきりとした版を作るためには、トレーシングペーパーで原稿を作る方が良く出来ますが、日光にあてる時間を
 調整してください。(半透明のため、硬化しやすくなります)
 トレーシングペーパーは文房具店で売っています。また、通常のコピー機(コンビニなどに設置されている)で
 トレーシングペーパーのコピーをとる場合は、「手差しモード」を使用して、原稿の種類を「トレペ」または
 「第二原紙」にしてコピーしてください。(最近のコピー機は原稿の種類の指定をしなくても良いものもあります)

・10-20枚くらい刷ると目詰まりが始まりますので、その時は素早く版を水洗いしてください。
・日のあたりがなるべく均一で影などのムラのないところで露光してください。
・フィルムの保管は光を通さない黒色の袋などに入れて、ガムテープなどでよく閉じて日の当たらないところに保管してください。

・インクは印刷するよりも多めに版に乗せます


シルクスクリーン印刷って何?
シルクスクリーン印刷は、シルクスクリーン・グランド印刷の名で呼ばれています。
絹(シルク)・ポリエステル・ナイロン等の「紗」と呼ばれている布を「枠」(木製・アルミ製など)に張り付け、パターンや文字などをインキの通過する部分と、しない部分とに製版し、その穴の開いた部分を通して、インキを押し出す印刷方法です。
シルクスクリーン印刷の特徴
シルクスクリーン印刷は、非常に鮮明で、インキの着肉性が高く、さわって見るとインキの盛り上がりがあり、ボリューム感があり、色彩の強調ができ、耐水性、耐光性、耐薬品性に優れています。
また、インクの厚みが厚いので、透明性が低くたとえば黒地に白を印刷してもはっきりと印刷できます。このように、他の印刷では望めない強烈な効果と明晰さはシルクスクリーン印刷の特徴です。

シルクスクリーン印刷は、紙だけに留まらず、あらゆる素材に印刷可能で、例えば、布、プラスチック、金属、ガラス、木などで、平面物だけでなく、立体物やその曲面でも印刷可能です。 (当店のセットは平面用です)
当店で販売しているシルクスクリーンセットも布だけではなく、紙、皮革、木製素材、コルク素材などに印刷できます。
(当店の販売するインクはガラス・金属・樹脂には印刷できません)