Q6.結納飾りの説明
■関東式
「目録」を含めて九品目に揃えるのが関東式の一般的な結納飾りとなります。
●結納飾り九品目
家内喜多留
(柳樽)
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末廣
(末広)
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友志良賀
(共白賀)
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子生婦
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寿留女
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勝男節
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金宝包
(御帯料)
(御袴料)
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長熨斗
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目録
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やなぎだる
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すえひろ
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ともしらが
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こんぶ
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するめ
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かつおぶし
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きんぽうづつみ
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ながのし
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もくろく
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1.家内喜多留(柳樽)<やなぎだる>
健康、長寿、幸福、節操、剛健、誠実、偕老などを象徴するものです。
2.末廣(末広)<すえひろ>
一対の純白の扇を入れ、長く家計が栄えるように願います。末広がりを意味します。
3.友志良賀(共白髪)<ともしらが>
麻の糸で作られます。共に白髪になるまで添い遂げると言う意味があり、また、飾りに使われている麻のように「清く・強く」あるようにとの意味もあります。
4.子生婦<こんぶ>
昆布のことです。立派な子供を産んでくださいという思いが込められています。
5.寿留女<するめ>
スルメのことです。スルメは日持ちがして、かめばかむほどに味がでてくる、そんな、お嫁さんになっていただきたいという思いが込められています。家内喜多留(柳樽)と対になった肴です。
6.勝男節<かつおぶし>
鰹節のことで、男性の剛気の象徴です。保存食品であることから、不時の備えを意味します。
7.金宝包<きんぽうづつみ>
結納金のこと。新郎側から新婦側へは御帯料(帯地料)、新婦側から新郎側へは御袴料といいます。
8.長熨斗<ながのし>
鮑(アワビ)の肉を干してのばしたものです。あわびは昔から慶事に用いられた貴重な品で長寿のしるしとなります。
9.目録<もくろく>
結納品の品名と数量を記したものです。
●受書<うけしょ>
結納を受け取ったしるしとしてそれぞれが署名したうえ相手側にわたします。
受け書は目録に対して領収書の役目があります。
仲人さんが結納時に同席される場合やお見合いによる婚約の場合にされる場合が多いようです。
どうしても必要なものではなく新郎側が不要と考えれば省略できます。
■関西式
関西では結納飾りそれぞれを独立した白木台の上にのせて飾ります。品数は必ず奇数とされ、基本は五品(松竹梅鶴亀)ですが、最近では七品、九品、十一品から二十一品ぐらいまで飾る場合もあります。結納品の中心になるのが結納金を包んだ金宝で「小袖料」、「帯地料」または「宝金」と呼ばれます。
●結納飾り九品目
松魚…[梅]
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家内喜多留…[竹]
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結納金…[松]
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寿恵廣…[亀]
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高砂人形
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熨斗…[鶴]
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子生婦
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結美和
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寿留女
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目録
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1.結納金<ゆいのうきん>…………[松]飾り
「小袖料」、「帯地料」または「宝金」と記されます。男性から女性へは御帯料、女性から男性へは御袴料といいます。
2.家内喜多留(柳樽)<やなぎだる>…………[竹]飾り
酒や酒の入った祝い酒のこと。朱塗りの酒樽を送るのが元ですが、現在は金子(お金)を包むのが一般的です。健康、長寿、幸福、節操、剛健、誠実、偕老などを象徴するものです。
3.松魚…………[梅]飾り
鰹節のこと。勝男節、勝男武士などとも書かれますが男性の力強さの象徴です。以前は文字通り鰹節を送りましたが現在では金子を包むのが一般的です。
4.熨斗<ながのし>…………[鶴]飾り
鮑(アワビ)の肉を干してのばしたものです。あわびは昔から慶事に用いられた貴重な品で長寿のしるしとなります。
5.寿恵廣(末広)<すえひろ>…………[亀]飾り
一対の純白の扇を入れ、長く家計が栄えるように願います。末広がりを意味します。
6.高砂人形<たかさご人形>
共に長寿を願う祈りをこめて、尉(じょう)と姥(うば)を飾ります。共白髪と同意です。
7.寿留女<するめ>
スルメのことです。スルメは日持ちがして、かめばかむほどに味がでてくる、そんな、お嫁さんになっていただきたいという思いが込められています。家内喜多留(柳樽)と対になった肴です。
8.子生婦<こんぶ>
昆布のことです。立派な子供を産んでくださいという思いが込められています。
9.結美和<ゆびわ>
婚約指輪を結納品に加えます。ダイヤモンド、または誕生石が一般的です。
●目録<もくろく>
結納品の品名と数量を記したものです。
●受書<うけしょ>
結納を受け取ったしるしとしてそれぞれが署名したうえ相手側にわたします。
受け書は目録に対して領収書の役目があります。
仲人さんが結納時に同席される場合やお見合いによる婚約の場合にされる場合が多いようです。
どうしても必要なものではなく新郎側が不要と考えれば省略できます。
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